2009年10月22日
本日のご相談
最近は『ホームページを見ました』という相談予約が増えてきました。
今日のM様も、ホームページをご覧になったと今朝お電話をいただき、『今から行っても良いですか?』と本日のご予約をいただきました。
M様は、現在ご加入のT生命の外交員さんからしきりと見直しを勧められ、話を聞いてみると現在のものより保障が厚くなり、介護や三大疾病にも備えられるとか。
また、現在の保険を新しい保険の下取りにするため、本来の保険料(掛け金)よりも安くなってお得だと言われたそうです。
でも、M様は今の保険は10年保障の保険で、4年前に加入をしたので6年後の満期には100万円が受け取れるはずなのに、その100万円を受け取る時期がまた10年後になってしまう事に納得いかず、どうも外交員さんの勧める保険が腑に落ちなく、今回相談にお越しになられたそうです。
6年後にもらえるはずの積立金は何処に行ってしまったのでしょう?
そこで、新たに勧められているプランを見せていただくと、、、
ありましたー。
『転換価格43万円』
この転換価格とは、今入っている保険を解約した場合、受け取れる解約返戻金です。
つまり、現在の保険を解約したら受け取れるはずの解約返戻金を受け取らずに、新たな保険に加入(転換)する際の頭金として入れているので、月々の掛け金は安くなって当然ですし、6年後に受け取れるはずの積立金は、新しい保険の頭金として使われてしまっているので、当然なくなります。
『転換』とは一見お得なようですが、今回のようなケースは"良い"転換とは言えませんね。
また、現在の保障内容、そして『転換』を使って新しく勧めてもらっている保障内容をご説明させていただき、そもそもM様が必要としている保障に合っている内容なのかをご確認いただきました。
ただ何となく、外交員に言われるがまま入ってしまった。と、M様。
ご自分に合った見直しができるといいですね。
お帰りの際に
『こんなに教えてもらって1,000円でいいんですか?』
と、大変嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
ありがとうございました。
保険は目に見えないもので、また、もしも万が一とは、いつ、誰に起こるのかわからない。いったいいくらの保障がいつまであればいいのか、自分に合った保険なのか、合っていないのか、そんな悩みや疑問がある方は、まつもと保険相談センターへお越しください。