2011年10月29日
がんに掛かる費用
日本人の死亡原因第1位は『がん』です。
今や男女問わず、2人に1人はがんになると言われている時代です。
がんになる原因は様々な要素があると思います。
喫煙、飲酒、ストレス、肥満、低体温、ウイルス、運動不足、偏った食生活、職業、etc、、、
また、遺伝も大きな要素になりますし、家族全員が同じ食べ物を食べていることによる環境遺伝も考えられます。
糖尿病(Ⅱ型)などの生活習慣病は、ある程度は努力で予防が可能ですが、がんだけはどんなに予防を頑張ってみても、防ぎきれない交通事故のようなものかもしれないですね。
番頭は今年初めて人間ドックを受けました。
一昨年見つかった乳腺症は、まだそのままの状態でしたが、さらにもう一つ乳腺症が見つかってしまい、12月に再検査を受けに行かなくてはいけません。
さらに婦人科検診では卵巣のう腫まで見つかってしまいました。
年々、体のあちこちに異常が増えていきますね。
がんではなくても、乳腺症や卵巣のう腫が全くない人に比べたら、がんに罹るリスクは多少高いのかもしれません。
番頭の血縁者には、有り難いことに今のところ1人もがんに罹った人はいません。
なので、がんに罹るとどれだけの経済的な負担があるのか、正直想像がつきません。
ただ、番頭の友達や友達の家族、または、まつもと保険相談センターにお越しになるお客様のご家族には、悲しいことにがんになってしまった方がいます。
体験談として、聞いた話だけでも数十人もの方のお話しを聞いています。
家族の方の悲痛な話しを聞くと、本当に他人事には思えないほど、がんに罹る人が多いことや、がん治療にお金が掛ることが良く分かります。
がん以外の病気やケガも、もちろん経済的負担が大きい事は想像がつきますが、なぜ『がん』だけがこんなにもお金がかかるのでしょうか?
番頭なりに考えてみました。
まず、1つ目にがんという病気は、治療が長期になるケースが多いようです。
罹患した体の部位やがんの進行具合によってももちろん違いはありますが、がんは再発や転移をする可能性が非常に高く、また再発防止のために長期に抗がん剤治療をしたりホルモン療法をしたりするケースが多いようですね。
1ヶ月の治療費の上限は高額療養費の申請をすれば約8万円ですが、それも毎月続いていけば、負担は大きくなっていきます。
特に女性の乳がんや、男性の前立腺がんなど、ホルモン療法を何年も行う場合もあるため、治療が長期になれば必然的にお金が掛ります。
2つ目に、現在のがん治療は通院(外来)による治療が増えているそうです。
まつもと保険相談センターにはなぜか医療関係者が相談に来られる事が非常に多いです。
看護師、臨床検査技師、ドクター、介護福祉士、理学療法士、などなど、医療関係者が相談にお越しになる度に、がん治療の現状について質問させていただきます。
最近は、外来がん治療をする割合が増えているため、入院が減少化傾向にあるそうです。
がん手術を行う前に、数ヶ月通院にて抗がん剤治療を行い、がん細胞を小さく叩いてから手術を施し、術後の放射線治療や抗がん剤治療もまた通院で行う事が多いと聞きます。
この治療方だと、仕事をやめなくても治療が続けられるという利点があります。
ただ、入院日数が少なくなるため医療保険(入院保険)から支払われる給付金が僅かになってしまう可能性があります。
一般的な医療保険は、入院と手術を保障します。
つまり、『通院』は支払の対象にならない場合がほとんどです。
通院特約が付いている医療保険も、5日以上の入院後の通院でないと保障しないとか、退院後4ヶ月の間の通院を30日分までしか保障しないなど、支払に限度があります。
特に最近の医療保険は通院保障が付加されていないものが多く、その場合は通院は全く保障されません。
せっかく医療保険に入っていても、医療保険だけではがん治療に掛るお金をカバーしきれないケースがあります。
3つ目にがんに掛るお金は医療費だけではないということです。
今の治療法が本当に自分に適しているのか確かめるために、セカンドオピニオンを受ける人は少なくありません。
別の病院を複数受診すればその都度お金がかかりますし、県外の名医のいる病院で治療を希望するなんて人もいるでしょう。
また、がんに効くと言われてアガリスクやキチンキトサンなどを購入したり、サプリメントを試してみたり、高い水を買ったり、食事も無農薬の食材に変えたり、藁をもつかむ気持ちでがんに効くと言われるものにお金を掛けてしまうなんてこともよく聞きます。
また抗がん剤の副作用による脱毛も深刻な悩みで、購入するウィッグだって安くはありません。
女性の場合、乳がんで失ってしまった乳房の再建術を希望する事だってありますし、乳房切除の後に着ける専用下着も特注のため、負担額が大きいと聞きます。
また、治療の際に入院する病室も個室を希望すれば差額ベッド代が発生します。
4つ目に収入が減ることも考えられます。
がん治療のために仕事をやめてしまった場合、再就職が難しくなることもあります。
仕事をやめなくても副作用による体調不良で仕事を休んでしまえば、収入も減ってしまいます。
抗がん剤やホルモン療法の副作用でうつ病になってしまう方もいるそうです。
がんが治るのかという精神的ストレスに加え、治療費がいくら掛るのかというストレスも大きいはずです。
がんで職を失ってしまうことは良く聞きますが、がんが見つかったことで恋人を失ってしまった悲痛な体験を聞いたこともあります。
もしも、がんになってしまったとき、自分はどんな選択をするのだろうか?
できる限りの治療を望むならば、お金がどれだけあればいいのだろうか?
家族に対して経済的な不安や負担を掛けてしまってもいいのだろうか?
もしも、自分に子どもがいて、子どもが大学に行く一番お金のかかる時期に、進行がんで治る見込みの少ない自分の命のために高額な治療費を使ってしまってもいいのだろうか?
治療費がもっとたくさんあれば、本当は治るがんだったのではないか?
誰しも、病気にはなりたくありませんが、どんなに予防をしていても防ぎきれないものもあります。
がん保険は万が一のときのお守りです。
保険会社によって内容が異なり、それぞれの特徴がありますので、どこの保険会社が1番とか決めることはできませんが、本当に助けとなってくれる存在です。
がん保険だけで、がん治療やその他の諸費用をすべて賄うことは難しいかもしれませんが、必ず助けになります。
お財布だけでなく、心のお守りにもなります。
最近、番頭は医療保険よりもがん保険の方が重要なのではと、切実に感じます。
がん保険にご関心のある方、まだがん保険に加入していない方、入っているけど保障内容がイマイチわからない方、是非まつもと保険相談センターに相談にお越しください。