2010年04月12日

保険を真剣に考える



先日の保険相談のF様は、現在の保険の保障が少なすぎるので、もっと保障額を大きくする必要があるのでは?と相談にお越しになりました。



現在43歳で、奥様(40歳)と高校一年生のご長女と小学6年生のご長男がいらっしゃいます。



現在ご加入中の保険証券を拝見すると、
死亡保障は10年間の定期保険で、1,000万円
入院保険は一生涯保障で、入院日額10,000円



一家の大黒柱であるお父さんとしては万が一の死亡保障は少ないですね。



万が一のお葬式代やご家族の生活費、お子さんの教育費など必要な金額をご確認いただくと、生活費だけで考えても1,000万円の保険金では3年で食いつぶしてしまう事になります。



これでは困りますね。



そこで、万が一ご主人さまが亡くなってしまった時、遺されたご家族がその後生活してくために必要なお金を考えていただき、国の保障である遺族年金を差し引いても5,000万円ぐらいの保障が必要であり、期間も10年間の保障では足りないことがわかりました。



この必要保障額に対し、どんな保険が相応しいかを簡単にお話させていただき、ご夫婦で再度ご検討いただくべく、この日はいったんお持ち帰りいただきました。




そして、一昨日2回目のご相談にお越しいただきました。
F様は国からの保障である遺族年金が実際にはいくらもらえるのか、ちゃんと社会保険事務所にお問い合わせして来てくださいました。
また、奥さまとのご検討で、前回お話した生活費や教育費では、実際には足りないのでは?と保障額を増やしたいとのご要望でした。



保障は増やしたいけど、毎月払える保険料には限界があります。
掛け金をなるべく安くでき、なおかつ保障をしっかりと確保できる方法を色々と考え、なんとかご納得いただく保険が出来上がりました。



毎月の保険料は今の2倍ぐらいになりましたが、保障は約6倍にすることができ、払込期間も定年までの60歳で終了と、F様のニーズを満たす保険になりました。



ここまで真剣に保険を考え、遺族年金もご自分で確認し、たとえ保険料が2倍になってもご満足いただけたのは、やはり家族を大切にする気持ちの大きさではないでしょうか。



F様のように保険を真剣に考えていただくと、見直しのお手伝いをさせていただく私たちも大変嬉しいです。
  

Posted by 番頭しばはし at 22:41Comments(0)まつもと保険相談センター