2010年02月22日
3年前

3年前の2月、番頭にとって今までの人生で一番ショックな出来事がありました。
番頭の実家が火事で全焼してしまった事です。
当時はその事実を受け入れることができず、自分のウチに起きた災難を何かの間違いだったのでは?と思っていましたが、最近になってようやく過去の出来事として受け入れることができるようになってきました。
3年前の2月もとても寒い冬でした。
住む家を失うという事は、普通に生活していたら想像がつかないことだと思います。
テレビのニュースで火災や地震や洪水などの災害に遭われた方の悲惨さなどを見ても、それまでは、可哀想とか大変そうだとか思うだけで、我が身に同じことがおきる事なんて考えたことは一度もありませんでした。
しかし、ほんの数時間ですべてのものを失ってしまったのです。
ただ、幸いにも家族の誰一人怪我もなく、また番頭のウチは全焼してしまいましたが仮住まいがあったため、雨風をしのぐことができました。
また、火事の直後から多く方々に助けていただき、暖を取ることも、お布団で寝ることも、食べることも、着ることもできました。
失ったものはたくさんありますが、得るものもたくさんありました。
たくさんの方たちの、優しく温かい慈悲深い心に助けていただき、どれだけ感謝しても足りないぐらいです。
なくなってしまったウチは、火災保険に入っていたため新しく建て直すことができ、あれから3年経った今は暖かいウチに住む事ができています。
番頭は生命保険の仕事に携わっていますが、火災保険も自動車保険も、保険って本当に大切です。