2010年11月に損保ジャパンひまわり生命から、新しいがん保険が発売されます。
その名も『勇気のお守り』
がん通院に力を入れたがん保険のようです。
最近のがん治療は、入院よりも通院治療が増えてきているようですね。
先日、保険相談にお越しになったK様のお義姉さんは、現在卵巣がんで闘病しているそうですが、がんが見つかってすぐには手術ができなかったそうです。
がんで卵巣が腫れて大きくなっていて、外科的な手術が難しい状態だったそうで、まずは抗がん剤でがんを叩いて小さくしてから外科的な手術をすることになり、2ヶ月間抗がん剤の治療に通院したそうです。
いったん抗がん剤治療が終了し、手術ができる状態かどうかの検査の結果、、、
もう1クール抗がん剤投与を行うことになり、手術はその後となりました。
しかし、抗がん剤治療の際に、血液中の白血球の値が少なかったため治療が延期となる事が2回続き、手術もしてもらえない、抗がん剤も遅れていると、がんの治療が進まないことから精神的にも不安になり、今の治療が最適なのかを確認すべく東京の病院までセカンドオピニオンを受けに行かれたそうです。
結果、今の治療法が最適であることがわかり、安心して治療を続けることになったそうですが、精神的な不安と同時に経済的な負担が大変大きくなっているとお聞きしました。東京の病院へ行くのにも交通費が掛っていますし、毎月の医療費は家計を圧迫しています。
K様のお義姉さんは、がん保険に入っていたので、当面の治療費はがん保険から賄うことができているそうです。
しかし、抗がん剤の通院に掛る費用はこの先もずっと続きます。
これから先、何年がんと闘っていくのか、自分の体の事、家族の事、こどもの成長、お金の事、、、色んな思いがこみ上げてくるんだと思います。この不安は計り知れません。
がんが治るのなら、いくらお金をかけたって治したい。それは誰もが同じだと思います。
せめてお金の不安だけでも解消できたなら、、、
11月に損保ジャパンひまわり生命から発売されるがん保険は、特に通院治療に手厚い内容となっているようです。
一番の特徴は、がんで外来治療(通院)を受けたときの『がん外来治療給付金』です。
従来のがん通院は入院を伴う通院しか支払対象になりませんでしたが、『勇気のお守り』は入院の有無を問いません。
がんの通院に対し、1年あたり120日まで、通算無制限の通院保障があります。
抗がん剤治療はもちろんの事、放射線治療、ホルモン療法、温熱療法だけでなく公的医療保険の対象とならない抗がん剤治療を受けた場合や、経口投与の抗がん剤、疼痛緩和療法(痛みを取り除く処置)なども支払の対象となります。
また、『がん』と診断された時に一時金で支払われる『がん診断給付金』も2年に1回を限度に何回でも払われますので、がんの再発や転移のときにも助けになってくれます。
医療の技術は年々発達しています。医療の進歩によって、今は外来治療でもがんの治療ができるようになっています。
それに合わせ、がん保険も進歩しているんですね。
しかし、がん罹患者数は年々増えています。
今やがんは男性の2人に1人、女性の3人に1人が発症すると言われています。
がんにはなりたくないですが、もし万が一のがんに備えてせめて経済的なお守りがあれば、自分も家族も少しは救われますね。